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音声のテキスト化は、対話チャットボットや音声認識など、自然言語処理AIの開発の第一ステップとなることが多いです。今回は、AI開発から社内の議事録作成まで、音声テキスト化を効率的に行うためのティップスを紹介していきます。
音声テキスト化を効率的に行うためには
せっかくの業務効率化のための音声テキスト化なので、効果的に行いたいですね。聞き取りにくい場面でも利用される音声認識AIの開発などの目的以外は、話し手ははっきりと、大きな声で話してください。少しやりすぎかな、と思ってしまうくらいが調度良いかもしれません。
音声テキスト化を社内で取り組もうとすると、大変手間や時間が掛かってしまうので、外注されるケースが多いです。外注の際には、依頼する書き起こしの種類やガイドラインを明確したほうがいいです。例えば、笑い、間、「あのー」、「えー」などと口ごもる時はどうのように音声からテキスト化をすべきかは、音声テキスト化の目的によって異なりますが、事前にしっかりとコミュニケーションを取ることをお勧めします。
音声テキスト化に便利なツールやサービス
ご自身でテキスト変換をされる場合、大変手間や時間が掛かってしまいます。以下の音声テキスト化ツールやサービスをぜひお試しください。
NextGen: 通信技術のコンサルティング企業NextGenが提供する、人手による音声テキスト化。音声認識エンジンの開発で、音声テキスト化に取り組む経験豊富な人材によって、業務効率化をサポートしてくれます。
CrowdWorks: 日本最大級のクラウドソーシングサービスCrowdWorksは、音声テキスト化サービスも提供しています。年間1万件以上の音声テキスト化作業の実績があり、取材の録音ファイル、通話記録の分析、講演の音声テキスト化、会議の議事起こしなどにご利用可能。
VoXT: 幅広い音声テキスト化のニーズに対応するソリューション。専門スタッフが音声認識技術を使い、貴社に適切なプランで音声のテキスト化を行います。
テープリライト: 専門スタッフがいるため、議事録、法廷、医療などの専門分野などに対応可能な多言語音声テキスト化サービス。
音声文字変換: GooglePlayからダウンロード可能な、自動で音声をテキスト化できるAndroidアプリです。スマートフォンだけを使用して、聴覚障がいの有無を問わず、さまざまなユーザー間における毎日の会話をサポート。Googleの最新の自動音声認識テクノロジーにより、音声がテキストに変換されて表示されるため、これまで以上に簡単に周囲の会話に参加できます。画面に返事を入力できるほか、自分の名前が発音されたときに通知を受け取ったり、テキストとして保存された会話内を検索したりできます。
Googleドキュメントの音声テキスト化機能: Googleドキュメントの音声テキスト化機能は、グーグルが提供する無料ソフトウェアです。恐らくテキストの修正は必要となってしまいますが、言葉は認識されるレベルです。